4つの「型」

 「PDF提出」と示されている科目では、PDF形式への変換作業が必要です。

 MacOS X が動作するMacではOSがPDFをサポートしていますので、別途ソフトウェアを用意することなくPDFへの変換は可能ですが、Windows が動作するPCでは何らかの変換手段を得る必要があります。

 以下に1〜4の「型」を紹介します。どれがよいというわけではなく、まず様々な型があることを知り、次にどの型が自分にとって使い勝手が良さそうかを考えることが大切です。

1.【アプリケーション機能型】

利用したアプリケーションソフトウェアに「PDF形式へ書き出し」などの機能があり、PDFへ変換ができる場合があります。そのアプリケーションソフトウェアのマニュアルなどを参考にしてください。

 例)Microsoft Office (Word, Excel, PowerPoint等) 2007以降
   OpenOffice 2.0以降
   など

 

2.【ユーティリティ型】

任意のアプリケーションソフトウェアによって作成されたデータを読み込んでPDFヘ変換する、という方法を取るもの。編集機能まで持つものなど多機能が特徴。

 例)Adobe Acrobat Standard/Professional
   いきなりPDF
   など

 

3. 【プラグイン型】

1の様な機能を持たないアプリケーションソフトウェアに対し「追加」というかたちで機能を提供するソフトウェアがあります。それゆえ、プラグインソフト単体で利用するのではなく、対応したアプリケーションソフトウェアの一機能として利用するかたちをとります。

 例)いきなりPDF(Microsoft Office 用プラグイン)

 

4. 【プリンタドライバ型】

プリンタで印刷するのと同じ方法をとるもの。紙に出力される代わりにPDFファイルに変換されるので、印刷機能を持つ全てのソフトウェアから利用することができます。

 例)Adobe Acrobat Distiller
   CubePDF
   PrimoPDF

 


アプリケーションソフトウェア:文章を書く、図を描くなど知的生産が可能なソフトウェア。成果物(データ、出力したもの共)は著作権が発生する。

ユーティリティソフトウェア:使い勝手を向上する、コンピュータのメンテナンス機能を提供するなど非知的生産目的のソフトウェア。それによる一次情報には著作権は発生しない。その情報を加工して用いた場合から著作権が発生する。

プラグインソフトウェア:それ自体で稼働させることはできず、他のソフトウェアへ組み込むことが前提となっている非独立な仕組みであるソフトウェア。

最終更新日時: 2013年 10月 11日(Friday) 04:23